NP後払いの滞納を続けたら弁護士から連絡が…
「NP後払いの滞納を続けていたら、弁護士事務所から連絡が来てしまった…」
見慣れない書類に、不安で心臓がドキドキしているかもしれません。
もしかしたら、夜も眠れないほど心配になっている方もいるのではないでしょうか。
弁護士からの連絡は、決して無視してはいけない重要な連絡です。
しかし、この段階であれば、まだあなた自身でできることがあります。

弁護士からの連絡が来たということは、どういう状況なのか
まず現状を整理しましょう。
弁護士から連絡が来たということは、NP後払いの運営会社である株式会社ネットプロテクションズが「自社での回収が難しい」と判断し、債権回収を弁護士事務所に委託したということです。
つまり、すでにかなり深刻な段階に入っているといえます。
NP後払いが債権回収を委託する弁護士事務所としては、「弁護士法人市ヶ谷中央法律事務所」や「弁護士法人神田お玉ヶ池法律事務所」などが知られています。
これらの事務所は後払い決済サービス会社から委託を受け、代理人として債権回収業務を行っています。
チェック 市ヶ谷中央法律事務所から督促状や催告書が届いた場合の正しい対処法
ただし、弁護士から連絡が来たからといって、明日すぐにあなたの財産が差し押さえられるわけではありません。
弁護士はまず、あなたに支払いを促すための連絡を行います。
この段階で誠実に対応すれば、まだ穏便に解決できる可能性があります。

今後、あなたの身に起こりうること
弁護士からの連絡を無視し続けると、残念ながら状況は悪化の一途をたどります。
具体的には、以下のような流れで手続きが進んでいく可能性があります。
段階 | 内容 | 起こりうること |
---|---|---|
現在の段階 | 弁護士からの督促 | 手紙や電話で支払いを求める連絡が来ています。この段階で対応すれば、まだ裁判などの法的手続きを避けられる可能性があります。 |
次の段階 | 裁判所からの「支払督促」 | 弁護士からの連絡を無視すると、今度は裁判所から「支払督促」という法的な書類が届きます。これは「支払いなさい」という裁判所からの命令です[4]。 |
最終段階 | 訴訟・差押え | 支払督促にも応じないと、いよいよ裁判(訴訟)を起こされる可能性があります。裁判で支払いが命じられ、それでも支払わない場合は、最終的にあなたの財産が差し押さえられてしまいます[5]。 |
差押えの対象になるもの
「差押え」と聞いても、具体的にイメージが湧かないかもしれません。

- 給与の一部
- 預貯金
- 不動産(家や土地)
- 自動車
- 株式や投資信託
- 保険の解約返戻金
- その他、価値のあると判断されたもの
生活に最低限必要なものは差し押さえられませんが、給与や預金口座が対象になれば、あなたの生活に大きな影響が出ることは間違いありません。
今すぐあなたが取るべき行動
では、弁護士から連絡が来た今、あなたは何をすべきでしょうか。
状況別に見ていきましょう。
1. すぐに支払える場合
もし手元にお金があり、すぐに支払えるのであれば、それが最善の解決策です。
弁護士事務所からの通知に記載されている連絡先に電話し、支払いの意思を伝えた上で、指定された方法で速やかに支払いましょう。

まずは連絡を取り、状況を確認してみましょう。
2. どうしても支払いが難しい場合
「とても一括では払えない…」という方も多いと思います。
そんな時は、一人で抱え込まず、専門家に相談して下さい。
弁護士や司法書士といった法律の専門家は、借金問題解決のプロです。
「こちらの司法書士事務所」では、無料相談を受け付けています。
あなたの状況を正直に話し、どうすれば解決できるかアドバイスをもらいましょう。

3. 絶対にやってはいけないこと
以下の行動は、状況をさらに悪化させるだけですので、絶対に避けてください。
- 連絡を無視し続けること: 無視すればするほど、法的手続きが進んでしまいます。
- 放置して逃げようとすること: 時効を期待して放置しても、督促や裁判手続きによって時効は中断されます。
まとめ:勇気を出して、はじめの一歩を
弁護士からの連絡は、「このままでは法的手続きに進みますよ」という重要なサインです。
不安でいっぱいだと思いますが、今行動すれば、まだ十分に間に合います。
裁判や差押えといった最悪の事態を避けるためには、今すぐ行動することが何よりも大切です。
